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2007年12月16日 (日)

温暖化防止:バリ会議 温室ガス削減行程表、合意不透明に - 毎日jp(毎日新聞)

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【ヌサドゥア(インドネシア・バリ島)山田大輔、和田浩明、井田純】国連の「気候変動枠組み条約第13回締約国会議(温暖化防止バリ会議)」は15日、総会を再開し、京都議定書後の温室効果ガスの新たな削減枠組みを話し合う行程表「バリ・ロードマップ」の審議を開始した。しかし、中国など途上国が「協議は尽きていない」「事務局の運営には問題がある。謝罪しろ」と激しい口調で異議を唱え、総会は再開と中断を繰り返した。事務局は当日未明に主要国の非公式会合で大筋合意したとして総会を開いたが、バリ会議の合意は不透明な情勢だ。

 総会は同日午前9時(日本時間同10時)ごろに開会。議長国インドネシアのウィトゥラル国務相(環境担当)がロードマップ案を採択しようとした。しかし、インドが途上国の削減をめぐる記述について、「これまでの合意とは違う」として対案を提出。続いて中国が「協議はまだ終わっていない」と訴え、会議は中断した。途上国グループは会合を開き、原案のさまざまな個所についての異論が次々と出された。

 議長国インドネシアがこの日提出したロードマップ案は、すべての国が参加する条約の下での特別作業部会創設と交渉開始を盛り込んだが、日米などの主張で、草案にあった削減数値目標はすべて削除された。

 各国の行動については、米国を含むすべての先進国が「削減目標を含む、検証可能な排出行動」に取り組むとした。しかし、その内容については国ごとの事情を考慮することを付記した。途上国については「持続可能な成長を維持しつつ、計量、報告、検証可能な削減行動をする」と規定し、従来よりも進んだ行動を求めていた。

 焦点だった数値目標については、日米などの反対で、草案にあった「先進国は20年までに90年比25~40%減」「今後10~15年間に全世界の排出量を減少に転じさせ、50年に半分以下に」などの数値をすべて削除した。

 潘基文(バンギムン)国連事務総長は、同日午前10時40分から記者会見の予定だったが、最終合意が遅れているため、会見を見送った。

 ◇行程表「バリ・ロードマップ」の骨子◇

 ・国連の気候変動に関する政府間パネルの「温暖化は疑いの余地がない。排出削減の遅れは、気候変動に伴う危険性を高める」との指摘に対応する。

 ・温室効果ガスの排出量の大幅削減が必要だと認識する。

 ・京都議定書後の枠組みは第15回締約国会議(09年)で合意する。

 ・すべての先進国による検証可能な排出の削減か抑制が重要だ。

 ・途上国は技術や財政支援を受け、持続可能な発展を前提に検証可能な対応をする。

 ・気候変動枠組み条約下に特別作業部会を新設し、交渉を始める。

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