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口止め料

リンク: グッドウィル、買収先に口止め料10億円…国税「所得隠し」 - 速報 ニュース:@nifty.

昨日、『サンキュー・スモーキング』を観た話を書いたけど、このニュース速報を読んで、印象的なシーンを思い出した。思い出したので書いとく。

長年たばこ業界のCMに出ていた俳優が癌?を患って、芸能生命もホントの生命も危うい状況になっている。経済的に十分な医療も受けられない。そこで、たばこ業界を相手取り訴訟(※)を起こそうと考えている。俳優の言い分は、身体に害がないと信じ込まされ、カッコいい男の象徴として煙草を吸い続けた結果がこれだ、だ。(※)訴訟じゃなくて単にこれをネタにした芸能界復帰だったかもしれない。

そこに業界の広報マンである主人公の登場。アタッシュケースに口止め料としての札束を詰めている。しかし、まずは感謝と賞賛とお見舞いのコトバから。「長年、たばこ業界のためにありがとうございます。時代のヒーローである貴方へ、われわれの、ささやかな気持ちです。お受け取りを」(※)セリフは忘れたけど、こんなカンジで入り込む

猟銃を手に強張っていた俳優の顔が一気にほころぶ。長らく忘れていた人気俳優としてのプライドが甦る。

それを見届けた広報マンは突如変貌。「その代わり、お金を受け取るなら訴訟はあきらめてくださいネ♪ 」「お金か訴訟かどちらか一方ですよ。両方なんて都合良すぎません?」

俳優、床に崩れ落ちる。

...というシーンを、このニュース記事から思い出したのだ。

関係者によると、クリスタル創業者は同業者への売却の意思はなく、ファンドを実質的に支配していたのがGWGと知って激怒。さらに保有していたクリスタル株式90%の同ファンドへの売却額は約500億円で、同ファンドが巨額の利益を得たことがわかったため、GWGへの不信感を強めていたという。

うん、でも結局30億円もの「退職慰労金」を受け取って身売りしたんだよね。で、それが多すぎるとして、うち10億円を口止め料と認定されちゃったって話だね。

和解し、経緯を口外しないよう契約を交わしたとされる

わけだけど、出てきちゃったんだねぇ。いや、別にもちろん、グッドウィルの肩を持つわけじゃなくて、なんというか、口止め料ってもはや映画のようには機能しないんじゃないかってことを思った。

例外として、「守秘義務」とかいう変な縛りのある公務員の場合、微妙な連想だけど、天下り官僚への多額の退職金って、ある種の口止め料的意味合いがあるんじゃないか。逆に言うと、この退職金制度を無くしたら、かなりの程度、さまざまなことが整備されるんじゃないか。

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