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2008年8月20日 (水)

脳の計測

リンク: 対人関係:「キレる」構造を研究へ 文科省 - 毎日jp(毎日新聞).

こちらのblogから情報ゲットして、深夜のアップロードです。

昨日は夕方5時半から飲んで10時に寝てしまったのだが、さっき目覚めてしまった。明日(というか今日)は有休をとってるので、また眠たくなったら寝ることにした。というわけで不眠症ではありません。むしろ多眠症(笑)

「問題行動や社会性障害の予防や治療」

ワタシが社会人学生をしていた頃には、「キレる若者」の問題を考えようと臨床心理系を目指す学生が、社会人学生も含め多かった。神戸は酒鬼薔薇事件が起こった場所でもあったし。

ワタシは心理系を目指さなかったので、少し傍観気味に「脳を調べてみないと実際のところはわからないでしょ」と思っていたし、実際にレポートなどでも繰り返しそう主張していたけれど、この夢想が現実になるという話か。

知りたいのは「脳の計測技術」とは何かってこと。さらに、どうやって(人間の)臨床事例を集めるのかってこと。新聞記事ではこういった肝心な点がわからない。

わからないまま、しかし文部科学省が推進プログラムを拡充しようと計画していることだけはわかる。

元ネタのblogには、言語の遺伝子についても書かれてあるが、このFOXP2遺伝子の発見は、その経緯を読むと「日本でキレる若者」とは何の関係もない。

まだまだ現実化するには遠い話。効果があると思うから予算を拡充するのだろうが、しかし、さて、その効果はどうやって計測するのか。人権的な観点から結果は封印されることになるのではないか。「対人関係」「コミュニケーション」「引きこもり」などというキーワードを駆使して、この研究は社会とつながっているのだと主張したい思惑が見え隠れる。

ノックアウトマウスの攻撃性が分かってきたと書かれているが、かなり以前に、ワタシが社会人学生の頃から言われてたよ。

それから、文科省ライフサイエンス課は、予防と治療って豪語してるみたいだけど、絶対に「予防」は言い過ぎ。

引きこもりや「キレる若者」など対人関係の不適応が問題化していることを受け、文部科学省は来年度から、人間の社会行動やコミュニケーションに関係する脳の機能や構造を特定する研究に乗り出す方針を固めた。脳のある部位の変化や個人的特徴が、行動などにどのような影響を与えるかを示す指標を作り、問題行動や社会性障害の予防や治療につなげることを目指す。

 文科省や専門家によると、脳の生物学的な特徴と社会行動との関係は、動物では比較的解明が進んでいる。マウスでは、ある種の脳内物質を欠くと自閉的行動を示したり、攻撃性が高まることが分かってきたという。

 人間については、脳の計測の難しさなどから心理学的な手法での研究が主だった。今回、文科省は動物での知見を網羅的に結集し、計測技術の開発も進め、人間の社会性を生み出す脳内メカニズムの解明を目指す。文科省がテーマを設定し公募で研究者を選ぶ。さらに、不眠症や摂食障害、うつの増加を踏まえ、ストレス耐性や睡眠リズムをつかさどる脳幹研究も強化する。

 このため、今年度から5年計画で始めた脳科学研究戦略推進プログラムを拡充し、今年度の予算17億円から倍増以上の重点投資を計画している。

 文科省ライフサイエンス課は「脳科学だけですべての問題に答えることはできないが、問題行動や社会性障害の生物学的なリスク要因がある程度明らかになれば、予防や治療に結びつく可能性がある」と期待する。

 東北大で「脳神経科学を社会に還流する教育研究拠点」のリーダーを務める大隅典子教授は「早い段階でリスクが分かれば、育児や教育でケアできる可能性がある。こうした指標が差別につながらないよう、経験や環境によって脳が生物学的に変化することなども社会に説明しながら研究を進める必要がある」と指摘する。【西川拓】

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» 脳研究で何を「予防」する気なの? [若だんなの新宿通信]
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