森永卓郎さん
リンク: 大量派遣切り時代にどう備えるのか | 時評コラム | nikkei BPnet 〈日経BPネット〉.
この人、TVではめちゃくちゃなこと言ってるときもあるけど、基本はブレてないんだよね。先日のタックルでは、勝間女史に対してツッコんでた。「あなたは最後の最後でブレちゃうんだよ」と。まったしかに。
いろいろと納得することはあるんだけど、要するにこういった状況(突然の首切り)というのは昔から連綿とあって、製造業への派遣法適用はそれを追認したにすぎない。表面に見えるようにしたというのは一つの功かも。
それから、最後のほうにちょろっと付け加えている「社会保険」の話。全員一律にしろっていうのは、モリナガさんのような自由業の方々には積年の思いだろうな。勝間女史の意見はどうかわからないけど(主婦の味方的ポジションではなかなか言うのは難しいと思うけど)第3号被保険者ってほんとに優遇されてるよ。
でも、これが実現すれば「労働力の流動性」が高まる可能性は高いと思う。働き手が組織に縛られている理由がなくなるから。
ただ現在の職場にあるような「企業は家族だ」という空気。長年勤めた証券では終ぞ感じなかったこの空気。この空気を好きな人もいるんだろうか。まぁワタシは擬似家族って苦手なんだよね。
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