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2009年5月12日 (火)

わかってた話だけど

わかってた話だけど
面白かったよ。

歴史を解説する部分が多かったかな。「序文」で紹介されている著作の焼き直しっぽい。まぁご自身がそうだと断っておられるんだが。他の著作も読んでみるか。面白かったし、市場主義なワタシ的には著者の主張には基本的に大賛成だし。

ただし、現在の職場はこの企業グループの末端。株式は100%子会社でもかなり緩い。派遣なので関係ないことも多いが温室を感じるけどね。

むしろ金融関係の話が興味深かった。章で言えば、2章、6章、8章あたり。メインバンク制と日本型コーポレート・ガバナンスの話など。

あと、財閥の持株会社を禁止した戦後の独禁法が、何故97年に改正されたのか。背景・経緯を知りたいね。

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik/2002-06-12/2002-0612faq.html

↑まぁ財界の要望というのはわかるんだけど。

【追記】詳細な考察がありました↓

http://www.kashiroman.com/lec/derechos/kigyousaihen2000/dokkin.htm

【追記】池田さんの最近の問題関心にも近いと思うのだが

「集団主義」の神話@池田信夫blog

明治以降の近代化を実現したのも官営企業ではなく、民間の起業家だった。官営事業のほとんどは赤字で、それが発展したのは民間に払い下げられてからだった。

ただ商人や職人は、垂直統合による大企業が支配的な生産形態になった20世紀前半には相対的に不利になり、大組織に吸収されて自律性を失った。1920年代に内部請負制などの職人をベースにした組織が直接雇用に置き換えられ、労働組合が結成されるようになったのは、世界的な傾向である。こうした組織は、本来の市場経済の原則から考えると競争を制限するカルテルだが、大恐慌のもとで合法化され、企業組織が巨大化した。

結局、この人のは、労使協調の「労」叩きのみなんじゃね?という疑惑が抜けないよね。明治の民間払い下げ先って旧財閥なんだし、「それが発展したのは」云々は、よくよく歴史を顧みないとねぇ。垂直統合による大企業から、「労」あるいは「職人」が独立するにはどうすればいいか。水平的に繋がる組合しかないんじゃない?

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