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2012年3月10日 (土)

「テヅカ TeZukA」を観に行った。

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東京まで行って観て来ました未來くんが出演するダンスパフォーマンス「テヅカ TeZuaK」。遠征は「TANGO」以来。

公演日程がちょうど勤務日と重なったので、最初は行くつもりがなくチケット取りにも参戦してなかったのですが追加公演があるとの情報に思わず飛びつきました。前から7列目の真ん中という良席。ローチケやるやん。

ついでに富士吉田へ寄ったのは前エントリーで書いた通り。富士吉田からバスで新宿西口まで2時間ほどなのです。近いよね。富士吉田に住んで都内で働けるんじゃ?(´-`).。oO

さて、まったりし過ぎてギリギリになったけど、新宿西口でお目当てのお土産も買えて、未來くんファンのフォロワーさんに会えて、無事に渋谷Bunkamuraに到着。

ドキドキドキドキ。。

最終日だったのですでに観られた方のつぶやきやらが気になりましたが、極力、前情報を入れずに挑みました。それこそ劇場が提供するPR文さえも読まずに。

。。とは言っても、私自身の手塚治虫に対するイメージまでは真っ白に出来ませんが。。


偉大なる手塚治虫。実在した人物であり遺された多くの作品があり。。これらを2時間あまりの作品にするとは。。いったいどうやって?

今読んだPR文。こう書いてました。

手塚治虫のマンガ、アニメ作品のほか、「創造主としての手」「マンガを描く動き=ダンスという認識」「文字と絵/書とマンガ」など、いくつかのキーワードをもとに映像を展開するライブのダンスと、音楽とのコラボレーション。
手塚の作品をそのままダンス化するのではなく、作品から沸き起こる様々なイメージをコラージュのようにつなぎあわせ、膨大な情報量を伴っていた手塚の表現を総体として把握する。そして、善悪を描くのではなくこの世界が果てしないコミュニケーションの行き違いによって成り立つことを描き続けた手塚の世界に現代社会を読み取る、シェルカウイ独自の解釈で再構築する。


あぁ。。その通り。
めまぐるしく展開されるダンスと映像表現のなかに、総体的に、まさしく手塚がそこにいました。(実際に手塚役の方もいましたけど笑w←)

しかし、特に脳幹を撃ち抜いたのは、冒頭の重い重いメッセージ。。。3.11に関するモノローグでした。

作品は、未曾有の大地震で引き起こされた前代未聞の原発事故に関するモノローグで始まり、アトムのテーマ曲が物悲しい手巻きオルゴールの響きで流れ、動き出した。。のです。。

つたない、赤ん坊のような足取りで登場した黒いパンツ姿。これには笑えたけど。。(^◇^;)

手塚治虫が登場した日本は高度成長期。
科学技術がもたらす未来が光り輝いていた(ように見えた)。そこで、何の迷いもなく祝福されて、アトムは生まれた(ように見えた)。

だけど、アトムは原子力の鬼っ子でした。


私の興奮冷めやらぬつぶやきに返してくれた人がいて。。

「少年漫画のアトムは地球を守ったヒーローでいて欲しい。イデオロギーはいらない」と。。

80年代最後の年に死んでしまった手塚治虫。バブル期の真っ只中で死んでしまった。

戦争ものでも、従軍慰安婦問題や731部隊を彷彿とさせるような作品も描いていて、私の中では、どうしてもアトムやレオやリボンの騎士というよりも、ドロドロと愛憎渦巻く手塚のイメージが凝り固まっているのかもしれません。

彼が今生きていたら、この世の果てのような原発の残骸を見て、どんな作品を描いていただろうか。。

手塚治虫の新しい作品がみたい。そんな思いに囚われて、頭の中がぐちゃぐちゃになった。久しぶりにいろんなことを考えさせられた作品でした。

*・゜゚・*:.。..。.:*・'・*:.。. .。.:*・゜゚・*

ではでは、最後に翌日のつぶやきをまとめてどぞー。(当日は夜行バスで寝落ちてしまいましたw←)

テヅカ。そういやそうだ。手塚ってそうなんだよなと思い出させてくれる演出。丸っこい絵に騙されがちだけどドロドロエロチックなんだよね、テヅカ。

posted at 07:10:39

テヅカ、一幕終わってしばらく席を立てなかったんだけど、二幕の方がもっとすげぃかった。脳幹にきた。蜘蛛女のような動きや、白い横断幕の波のなかでパンツとパンツが絡みあうシーンは圧巻だった。もうエロ過ぎて。

posted at 07:23:30

テヅカ、ただ蜘蛛女しかり、書のシーンでも日本趣味の解釈が違ってアジア趣味になってた気がするけども。もっとも手塚自身が傾倒してたのかもしれない。そういや一幕の"門前の小僧"、あれは笑うところだよね。私、めっちゃ笑いそうになって困った。

posted at 07:30:55

テヅカ、一幕で展開されるバクテリアの話は特に手塚自身と関係のない最新論文からのネタらしい。今の日本に手塚が居たら興味を持ったネタかもしれない。ある閾値を超えるといっせいに蛍光する性質。人間もバクテリアみたいにシステマチックに生きれればいい。

posted at 07:38:10

テヅカ、システマチックではない人間たちを描いた二幕。ただもう哀しかった。"火の鳥"を大きく取り上げなかったところにシェルカウイさんの意思を感じた。。アトムの最終話は哲学的な意味合いで心が生まれたロボットの悲哀に私たちは注視しがちだけど、そもそも彼は原子力の子どもなんだよね。

posted at 07:54:08

テヅカ、「僕は何のために生まれてきたのかな」ってアトムが言って太陽に飲み込まれていく。それは第二次大戦での二度の被曝と福島の被曝。それを経た私たち日本人に問いかけられたこと。泣きました。

posted at 08:00:38

テヅカ、それにしても未來くんの身体はしなやか。もちろん上には上がいるけど見劣りしない。これからもしなやかに活躍して欲しい。3年前、思い立ってモダンミリィの公演を観に行ってヨカッた。この3年で伸びしろ広がったよね未來くん。カーテンコールで真正面に来てくれてありがと(´Д` )←

posted at 08:10:22

@Peta_hiraishiはい。わかります。でもアトムの最終話は手塚自身がそういうこと(子どもたちのヒーロー)を拒否した結果ではないのかなとちょっと思ってます。原子力の夢を見た私たちをも(´・_・`)

posted at 10:15:54

@Peta_hiraishiそうなんですかアニメ用。。漫画の続編は読んだことがないです(今度読んでみます)私も以前居た職場で鉄腕アトムで科学への夢を培ったという人がたくさん居たので心境は複雑です。言われてみれば反発という意味合いもあるのかも。。アトムは深いですね(´-ω-`)

posted at 11:49:00

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コメント

そんなダンスがあったのですか!?
リンク先を見ると、もう終わっているのですね、残念。
私漫画を描きますので、かなり興味があります。

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日本マウント様

私の拙いブログを読んで頂きありがとうございます。
TeZukAは録画されたものがWOWOWで放映されますので、その節はぜひご覧になってください!

相互リンクについてのお申し出頂きありがとうございます。
恐縮ですが、このブログは趣味でやっているものでして(この世にあふれているブログのほとんどがそうでしょうけど)、特にアクセス数を倍増させたいなどの希望はありません。

相互リンクにしても、御社のご期待に沿えるような内容を書くとはお約束できませんので、辞退させて頂きます。

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