普天間:希望の観測2
リンク: そろそろ見えてきた鳩山の強烈な勝負手:イザ!.
内田せんせいの理路を推し進めたら、こうなる。みたいな。
もちろん、「こうなる」のうち、最大限の希望的筋書き。
ほんとにねー、こうであればいいよねー的な。
コメントにもあったけど、「シュレディンガーの猫」状態なのは、よくわかってる。
リンク: そろそろ見えてきた鳩山の強烈な勝負手:イザ!.
内田せんせいの理路を推し進めたら、こうなる。みたいな。
もちろん、「こうなる」のうち、最大限の希望的筋書き。
ほんとにねー、こうであればいいよねー的な。
コメントにもあったけど、「シュレディンガーの猫」状態なのは、よくわかってる。
リンク: 従者の復讐 (内田樹の研究室).
今の、(マスコミ報道で知る限り)行き詰った状況を、最大限に良き方向に解釈していると思うのでリンクしておきました。
いやマジで、あそこまで5月末決着、あるいは腹案ありと明言している鳩山さんには、やはり何らかの奥の手があるんではないかと希望的に思わずにはいられないですよね。
そんなわけで、ぐだぐだ。
内田せんせいの理路は、「従者」の「復讐」。これ、わかるねー。(小泉政権のブッシュへの追従の真の狙いが「復讐」にあったというのは納得しかねるけど、まぁ小泉保守派を取り込めるわねぇ)
おおよそ関係ないかもしれないが、ヘーゲルの「主人と奴隷の弁証法」の話が脳裏に浮かんだ。いや、内田せんせいも一部は着想を得ていると思うのね。
「主人と奴隷の弁証法」って、「主人は奴隷の奴隷であり、奴隷は主人の主人である」、つまり、服従する奴隷なしに、主人は主人という本質を持っては存在し得ないということで、(ヒトではなく)人間(じんかん)の基本的なあり方を表明してるのだとワタシは思う。
しかし、これが脅迫的なものになると共依存関係という異常な状態へと変化するんでしょ。中毒患者とその援助者、DVの男性(夫・恋人)とその相手などが繰り広げる支配と服従、他者操作と依存の物語。
この、一対一の深みに陥りやすい関係への対処策には、医療関係者、専門家など、まっらく別の第三者を交えることが重要。内田せんせいは「欧州」を出してきている。鳩山さんが最初から出してきているのは「中国」の存在。
この第三者について、「中国」じゃなくて「欧州」がいいよということを、暗に示唆しているのは、内田せんせいの快挙なんだろうと思う。「中国」は第三者としてはやっぱり微妙だよね。
あと主人を壊すと奴隷も壊れると書いてるけど、それは内田せんせいに壊したい衝動があるということで・・・。まるで世論のように書いてるけど、ほぼ内田せんせい自身の叫びに近いと思う。それはワタシも同じだ。
次善の策は、米軍が「ごねて」、理不尽な要求を日本政府と沖縄県民に突き付け、その植民地主義的本質を露呈し、世界中の人々から「厭な国だ」と思わせることである。
しけた魂の叫び。こんな叫びは、この人類の歴史上、幾度と無くされてきた。
という事実は、希望でもあり絶望でもあるのだが、あえて希望の物語に仕立てた、内田せんせいに乾杯(昼間からビール飲んでます)(一昨日の缶の飲み残しがあったので)(ラップでカバーしとくと意外と飲める)(余計な話だが)
これが、今のところ、最も現実的な希望だと思う。悲しいけど。
そんなわけで、ワシントンポストの煽り記事のようなものは書いてくれればくれるほど、かなり素敵なことになってくるねーとか思ったりもする。歪んでるかね。
リンク: 吉野家株が暴落で18年間貯めた5000万円に大打撃の男「牛丼食べる気しない」 - livedoor ニュース.
いや、どう考えても、アメリカとの「牛肉輸入交渉再開」のニュースでしょ。
値下げ競争かってなんぞ?
・・・と、その前に、「吉野家」食ってる時点で、大打撃じゃない?
リンク: 第三の道について、ちきりんも深く考慮中 - Chikirinの日記.
まったく。もう少し謙虚になれないのかしら?
勝ち組の皆さんはどんだけ稼いできて、どんだけ納税できてるのさ。
この先、どれだけ増えるかしれない生活保護世帯を養いきれるという自信や責任感でもあるの?
で、日本の勝ち組が、世界の勝ち組に羽ばたくために、また、どんだけの税金が使われるのよ。
てか、いつから「国際競争力」って言い続けてんだっけ?
そのへん深く考えてくれた?
リンク: この国は“無駄”で食っている - Chikirinの日記.
わかりやすい話に仕上がってる。格差の絵も相当わかりやすいけど勝ち組・負け組とカンタンに二分割はできないよね。
1990年代、日本の大企業体制は従来の輸出主導型経済から多国籍企業型経済へと構造転換を始めた。
これは「グローバリズム」という国際的・歴史的な経済構造の基幹部分の変化であったから、従来のケインズ主義的土建国家・日本も一つの転機を覚悟せざるを得なかった。
ケインズ主義とは、国内経済に需給ギャップ、つまり供給過剰が生まれた場合、財政・金融政策を使って、有効需要を底上げし、過剰部分を吸収すればいいとする考え方で、多くの地方自治体は、道路や港湾、河川整備事業など「公共事業」の受け皿となることで助成金などの恩恵を受けてきた。
しかし大企業がその事業をグローバルに展開するにつれ、その利害に沿って公共事業のスクラップ・アンド・ビルドが進められるようになって、新たな内容の「公共投資」が登場してきたわけだ。
一つに国内の本社機能や輸出競争力強化のための、いわゆる都市型公共投資であり、いま一つは多国籍企業の国際競争力を強化するための研究・技術開発投資だ。
現在の日本の不況・財政危機(税収の落ち込み)は、日本の製品がグローバル展開できるようにと我々の税金を「都市」と「研究・技術開発」に投資したにも関わらず、日本の製品はグローバルに売れてないことなのだと思う。全く売れてない。
いや、いったい何をやっていたのかと問いたい。
道路や港湾、河川整備事業は本当に無駄ですか。池田氏の言うように金融政策だけで需給ギャップを埋めることは出来ないんですよ。確かに「にわかケインズ政策」は無駄なのかもしれないが。
追記:Chikirinさんが新しいエントリー書いてる。やっぱりものすごくわかりやすいんだけど。
表にあるとおりなんだけど、この数十年の成長戦略でメリットにあるような「経済全体のパイを拡大」出来たか?ってところ、検証せねばね。わかってる?
リンク: 福田元首相辞任の真相がいまさら語られる理由: 極東ブログ.
民主党政権になって様々な見直しが試みられているのは、もちろん良いこと。情報公開やらオープンな予算編成やら何やら。
同時にツイッターがここ1週間のうちに急速に広がり注目されていて(ツイッター本も出版ラッシュ)、民主党が仕掛けているとは思わないのだけど、フラットでカジュアルな「雰囲気」が流行のように作られているとも感じられる。まさしく「雰囲気」が!
しかし、そもそも霞ヶ関や永田町のオドロオドロシイ闇が、そんなカンタンに晴れるわけはないだろうなとも思う。
ブッシュがオバマになったからと言ってもアメリカはアメリカだし。
そんななか、懐かしいような臭みをもった「与太話」なのか「陰謀説」なのか。さすがに、伏魔殿の福田さん。やることが役者だわと思わせてしまうところも、良かれ悪しかれ自民党。さて、民主党は演じきれるか。
リンク: 大戸川ダム凍結: なぎのねどこ.
↑っていうか、まだ凍結されてなかったんだね。
近畿などダム6事業「今さら凍結考えられない」工事進み、地元困惑(産経新聞)
また、大戸川ダム(大津市)は道路の付け替え工事を進めている段階。建設計画に伴い移転した住民でつくる大鳥居地域開発協議会の小林茂宜会長は「これでダム反対の県と、国が同じ方向になった。今は動向を見守るしかない」と話した。
この大戸川ダムは滋賀県知事の交代によって決定したと思ってた。リンク先を見てみると、事務所はまだ運営されてるみたい。いったいどんな仕事してるのかな。
そういえば、森林の市@OAPで、水資源機構が出展してた。あんまり意味の無い出展だったけど。
e-learingからの知識を再掲すると
「諸外国では、古くから成熟した市民合意形成のための手続きがとられている。市民意見を踏まえて最終的な意思決定を行った後は、基本的に後戻りすることがない。」
らしい。まぁ実際はわからない。例外となる事例も少しはあるだろう。
しかし、先日TVに出てた旧建設省の元役人が、ダム工事の費用が嵩む原因を、
「もともと賛成の人は多くないから最初から詳しい調査が出来ない。説得して賛成をもらってから詳しい調査をすると見積もりよりも多くなる場合が大部分」とか当然のように言ってるような意識の低さは問題外。
だから、そもそも、賛成の人が多くない土地に、無理やり作ろうとするからダメなんだよ。原発だって空港だって何だって、そんなんばっか。
そんなわけで、ダム凍結は八ツ場ダムだけじゃなくて、これまでもあったし、これからもあるわけだけど、何故八ツ場ダムが大きくクローズアップされるかの理由は、「マニフェスト」に書いてあったから、か?
もちろん、凍結ではなく中止と明言されたことが大きいんだろうけど、もうひとつ熊本の川辺川ダムもある。しからば思うに、首都圏から近いから取材に行きやすいんだろうね。とか。
凍結が宣言された48ダムの、治水・利水の内訳ってどんなだろ。
リンク: 【速報】話題の2700億円研究費 700億円減額され支給対象者を大幅に増やすことに:Science and Communication:So-net blog.
減額だって。なるほど。
あと、2000億円をふたつに分けて、1000億円は先日決まった30テーマに配分するけど、残りの1000億円は若手を中心に、これから審査して振り分けるんだって。1億を100人に!も実現しそう。
30テーマの方々は、取り分が大幅に減額。90億と思ってたのが30億ぐらいになっちゃう。実際、問題ないんですかね?
そういえばさっき、ネットしながら耳だけテレビの音を聞いていたら、「アウフヘーベン云々」と聞こえてきて、なんだ?と思って画面見たら鈴木寛副大臣でした。
何の話してたんだろうか。
リンク: ハイライト「鈴木 寛 氏(文部科学副大臣)」 科学技術 全て伝えます サイエンスポータル / ScinecePortal.
総額は変化なしってこと?
「経済対策でない」の意味がよくわかんない。「研究開発基盤をしっかりすることだ」の意味もね。(予算は十分すぎるほどだと思うんだけど)
しっかりということで言えば、裾野を広げることだと思うんですよ。支援とかいうよりも。
1億を100テーマに、賛成。1億でも多いかも。でもそれじゃ、科研費や補助金でいいやんって話になるかな? なんで基金にする必要があるのかってところがほとんど説明されてないんだよね。
若だんなさんは、30テーマは揺るがないという予想みたい。30+α無限大で、個々の枠が小さくなるカンジ?
でも「経済対策」という大義を民主党は受け継がないんだったら、「経済対策に早急の効果あり」の基準で選び出された30テーマは除外じゃないのかなぁ?
民主党は、「安心安全」とか「生活再建」とかなんだよね。そういった基準で選びなおすべき?
まっ思わず忘れそうになるけど、これ、補正予算なんだよね。追加の対策なのよ。「安心安全」とか「生活再建」とかは通常予算でやるよね。
んじゃ、何?研究開発で、補正予算で、喫緊にやらなきゃなんないものって、何?
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武田 徹: 偽満州国論 (中公文庫)
(★★★)
武田 徹: 「核」論
おもしろかった.三部作の三作目らしい.他も読んでみたい. (★★★★)
高野 文子: るきさん
あーこんな生活してたのよ.捨てるんじゃなかったわん (★★★★★)
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